【2026年3月29日閉館】滋賀県立スポーツ会館の歴史と思い出を振り返る|半世紀以上にわたる県民スポーツの拠点

スポンサーリンク
施設
スポンサーリンク

滋賀県大津市御陵町に長年にわたって親しまれてきた「滋賀県立スポーツ会館」が、2026年3月29日(日)をもってその長い歴史に幕を下ろします。トレーニング室やアリーナを備え、県民の健康づくり・スポーツ振興を支え続けてきたこの施設の閉館は、地域の人々にとって一つの時代の終わりを告げる出来事です。

本記事では、滋賀県立スポーツ会館の歴史や施設概要、閉館の背景、そして閉館後の代替施設についてまとめてお伝えします。長年お世話になってきた方も、これから初めて知る方も、ぜひ最後までお読みください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

滋賀県立スポーツ会館とはどんな施設?

滋賀県立スポーツ会館は、滋賀県大津市御陵町4-1に位置するスポーツ総合施設です。JR大津京駅から徒歩約5分、京阪石山坂本線「京阪大津京駅」から徒歩わずか2分というアクセスのよい立地にあり、学生からシニア世代まで幅広い世代に利用されてきました。また、皇子山総合運動公園に隣接しており、陸上競技場や野球場といった屋外スポーツ施設とも一体的に活用できる恵まれた環境にありました。

施設の運営は、公益財団法人滋賀県スポーツ協会が指定管理者として担っており、体力づくりから競技力向上まで、多彩なニーズに応えてきました。設置根拠は「滋賀県立スポーツ会館の設置および管理に関する条例」に基づくものであり、「県民の心身の健全な発達と体育・スポーツの普及振興」を目的として設けられた、滋賀県民のためのスポーツ拠点です。

主な施設・設備

施設内には以下のような設備が整えられており、多様なスポーツ活動に対応してきました。

  • アリーナ(競技場):バスケットボール、バレーボール、バドミントン、体操、エアロビクスなど幅広い屋内スポーツに対応
  • トレーニング室:体力づくりや競技力向上のためのマシンを揃えた本格的なトレーニングスペース(2室)
  • 健康専門体力測定室:InBodyなどの機器を使って筋肉量や体組成を把握できる測定施設(2室)
  • スポーツビジョン測定室:スポーツに関連する視覚機能を測定できる専門の測定室(1室)
  • 会議室:各種ミーティングや講習会に利用可能(2室)
  • 宿泊室:遠方から参加するアスリートや団体のための宿泊施設(6室)
  • 展示ホール:スポーツに関する展示・普及活動に利用される多目的スペース

使用料金は非常にリーズナブルで、トレーニング室の1回券は215円から、アリーナ・会議室は午前・午後・夜間の各時間帯で300円からという手頃な価格設定となっていました。この低価格が「県立施設ならでは」として広く支持を集め、学校の部活動から一般市民のサークル活動まで、あらゆるシーンで活用されてきた大きな理由のひとつです。

施設の歴史と歩み

滋賀県立スポーツ会館の歴史は長く、地域スポーツの発展とともに歩んできた施設です。大津市御陵町という歴史的な土地柄に建てられたこの会館は、長年にわたって滋賀県内のスポーツ振興の中核を担ってきました。

2007年(平成19年)4月には指定管理者制度が導入され、滋賀県スポーツ協会グループが管理運営を担う体制に移行しました。これにより施設サービスの充実が図られ、各種教室や講習会なども積極的に開催されるようになりました。

施設では単なる運動施設としての機能にとどまらず、体力測定や健康チェックのサービスも提供してきました。スポーツビジョン測定やInBodyを使った体組成測定など、科学的なアプローチによる健康サポートは、アマチュアスポーツ選手から一般の健康意識の高い市民まで幅広く利用されました。

また、ヨガ・エアロビクス・リズム運動などの各種教室も定期的に開催され、「スポーツが得意でない人も気軽に通える場所」として地域に定着してきました。バリアフリー設備(障害者駐車場・エレベーター・車いす対応トイレ・オストメイト・点字ブロック等)も整備されており、あらゆる人がスポーツを楽しめる環境づくりにも尽力してきました。

なぜ閉館するのか?その背景

滋賀県立スポーツ会館が閉館に至る背景には、施設の老朽化と、滋賀県全体のスポーツ施設整備の方向性があります。

近年、滋賀県では新たなスポーツ施設の整備が進められていました。2025年(令和7年)には滋賀県を舞台に「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」(第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会)が開催されることとなっており、これを契機として県内スポーツ施設の再編が図られてきました。

その中核となるのが、2022年(令和4年)12月1日に開館した新・滋賀県立体育館「滋賀ダイハツアリーナ(滋賀アリーナ)」です。びわこ文化公園都市内に建設されたこの新施設は、県下最大級の規模を誇り、アリーナをはじめ260メートルのランニングコース、トレーニングルーム、スポーツ・体力測定室、キッズルーム、授乳室、飲食提供施設など充実した設備を備えています。

滋賀県立スポーツ会館は、この国民スポーツ大会の開催期間中は既存施設として活用されていましたが、大会終了後に役目を終え、閉館の運びとなりました。長年の利用者に愛されてきた施設ですが、老朽化という現実と、新しい時代のスポーツ施設への移行という大きな流れの中で、閉館は避けられない選択となりました。

閉館日と最終利用のご案内

滋賀県立スポーツ会館の正式な閉館日は 2026年3月29日(日曜日) です。

閉館に関するお知らせは2026年1月4日に公式ウェブサイトで公表され、利用者に周知が図られてきました。なお、令和7年度(2025年度)の施設利用受付については別途案内が行われており、閉館前の最後の期間まで利用が可能です。

長年通い続けてきた方にとっては、最後の機会として訪れることも一つの選択肢です。閉館前の最終利用を考えている方は、早めに予約や問い合わせを行うことをお勧めします。

施設情報(閉館まで)

  • 所在地:滋賀県大津市御陵町4-1
  • 電話番号:077-522-0301
  • 開館時間:午前9時〜午後9時(測定室は9時〜17時)
  • 休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜日)、年末年始
  • アクセス:京阪石山坂本線「京阪大津京駅」徒歩2分、JR「大津京駅」徒歩約5分

代替施設のご案内:滋賀ダイハツアリーナへ

滋賀県立スポーツ会館の閉館後、その機能を引き継ぐ施設として最も注目されるのが「滋賀ダイハツアリーナ(滋賀アリーナ)」です。

2022年12月に開館した同施設は、びわこ文化公園都市内(大津市)に位置し、最新の設備と広大なスペースを誇ります。トレーニングルームやスポーツ・体力測定室には最新のマシンが導入されており、有酸素運動から筋力トレーニングまで幅広いニーズに対応しています。

また、アリーナ内には260メートルのランニングコースが設置されているほか、屋上庭園「森のテラス」では芝生でくつろいだり、青空ヨガなどのイベントも開催されています。体育館の利用者でない方でも気軽に立ち寄れるオープンな空間づくりが特徴で、スポーツをしない方にも憩いの場として親しまれています。

スポーツ大会の会場としても大きな役割を担っており、バレーボールの東レアローズ滋賀のホームゲームも開催されています。旧滋賀県立体育館(ウカルちゃんアリーナ)でホームゲームを行っていたバスケットボールの滋賀レイクスも、滋賀ダイハツアリーナへとホームアリーナを移しており、プロスポーツ観戦の場としても新たな役割を果たしています。

滋賀県立スポーツ会館を長く利用されてきた方も、ぜひ新しい滋賀ダイハツアリーナに足を運んでみてください。

地域スポーツ文化の継承に向けて

滋賀県立スポーツ会館の閉館は、単に一つの建物がなくなるということ以上の意味を持っています。長年にわたり、学生がトレーニングに汗を流し、主婦がエアロビクス教室に通い、シニアが体力測定を受け、チームが練習に励んだ――そうした無数の日常の積み重ねが、この施設には刻み込まれています。

滋賀県民のスポーツ文化を育ててきた場所として、その精神は新施設に受け継がれていくことでしょう。滋賀ダイハツアリーナをはじめとする新たな施設が、これからの滋賀県のスポーツ振興の拠点として発展していくことを期待したいと思います。

閉館まであと数日となった今、ぜひ最後の機会に足を運び、長年親しんだ施設に感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。そしてこれからも、スポーツを通じた健康で豊かな生活を続けていきましょう。

まとめ

  • 滋賀県立スポーツ会館(大津市御陵町4-1)は 2026年3月29日(日)をもって閉館
  • 皇子山総合運動公園に隣接し、京阪大津京駅徒歩2分・JR大津京駅徒歩約5分の好立地
  • アリーナ・トレーニング室・体力測定室・宿泊室など充実した設備を備えた県民スポーツの拠点
  • 老朽化と新施設(滋賀ダイハツアリーナ)への移行が閉館の主な理由
  • 後継施設として「滋賀ダイハツアリーナ(滋賀アリーナ)」が2022年12月より開館・稼働中

長年にわたり地域のスポーツ振興を支えてくれた滋賀県立スポーツ会館に、心からの感謝を捧げます。

タイトルとURLをコピーしました