京阪石坂線滋賀里駅から山の中のある山中越旧道沿いを歩いた先に”志賀の大仏”と呼ばれる3.1メートルの花崗岩石造りの阿弥陀如来大仏像があるのをご存じでしょうか?
“志賀の大仏”は「しがのだいぶつ」ではなく「しがのおぼとけ」と呼ぶようです。
大津市歴史博物館のサイトによると「鎌倉時代、13世紀頃の作で、山中越を往来した人々の安全を祈ったもの」とのこと。(参考:https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/db/jiten/data/062.html)
近くで見ると、とてもやさしそうなお顔をしていらっしゃいます。
その昔、京都へ向かうまたは京都から来た旅人たちはこの大仏さんにお詣りして旅の安全を祈ったのでしょう。