もうすぐ紅葉シーズンですね。今年は9月まで猛暑続き、10月に入ってぐっと冷え込んできました。寒暖差が大きいと紅葉の色付きもよくなるので、今年は鮮やかな紅葉が楽しめるかもしれません。
京阪電鉄石山坂本線沿線で紅葉が楽しめるスポットを紹介します。
京阪石坂線とは?
京阪石坂線とは大津市の湖西側”坂本比叡山口駅”から”石山寺駅”までの区間を走る京阪電鉄の鉄道路線です。
走る区間は”石山寺駅”から”坂本比叡山口駅”までと”石山寺駅”から”近江神宮駅”までの2区間があります。最長の”石山寺駅”から”坂本比叡山口駅”まではすべて各駅停車で所要時間は約33分となります。
坂本比叡山口駅下車 “日吉大社”
京阪坂本比叡山口駅から日吉大社へは歩いて10分程度。駅から日吉大社までの道筋は穴太衆石積みの舗道で、点在する紅葉と相まってとても風情があります。
県道沿いにある大きな鳥居をくぐり、西受付で入苑協賛料を払います。 大人300円、子供150円。団体だと30名以上で270円、100名以上で220円となっています。
境内には約3,000本のカエデが植えられており、大宮橋から山王鳥居までの参道は、アーチ状に木々が茂る「もみじロード」として知られています。
紅葉の見どころは、以下のとおりです。
- 大宮橋から山王鳥居までの参道
- 大宮川沿いの紅葉
- 境内の奥にある「奥宮」の紅葉
大宮橋から山王鳥居までの参道は、約200mの長さがあり、両側にカエデが茂っています。紅葉シーズンには、参道が赤や黄色に染まり、美しい景色が楽しめます。
大宮川沿いの紅葉も見どころです。大宮川は、日吉大社の境内を流れる川で、川沿いにカエデが植えられています。川面に映る紅葉も美しく、風情ある景色が楽しめます。
京阪大津京駅下車 “皇子が丘公園”
京阪大津京駅の西側すぐのところに皇子が丘公園があります。公園の奥にカエデ林があり、紅葉の季節には一斉に深紅に染まります。
園内に林立した楓の巨木も秋には赤や黄色に染まり、鮮やかな風景が広がります。
三井寺駅下車 “三井寺”
三井寺へは三井寺駅を下車して琵琶湖疏水沿いを経由して10分ほど歩きます。
境内に入るには入山料が必要です。
入 山 料 | 大人 600円(個人)/550円(団体)中高生 300円(個人)/250円(団体)小学生 200円(個人)/150円(団体)※30名以上は団体扱い ※障害者手帳提示にて本人のみ拝観料免除 |
拝 観 時 間 | 午前8時~午後5時(受付終了午後4時30分) |
境内には約1000本のモミジやカエデが植えられており、紅葉シーズンには境内全体が赤や黄色に染まります。
特に、微妙堂から観音堂へと続く参道は、紅葉のトンネルとして有名です。参道の両脇にモミジが立ち並び、まるでアーチ状の紅葉のトンネルを抜けていくような感覚を楽しむことができます。
石山駅下車 “石山寺”
石山寺へは石山寺駅を下車して徒歩12分ほど。
境内に入るには入山料が必要です。
一般・中高生 600円 小学生250円
団体(30名以上) 一般 500円 中高生 350円 小学生 200円
境内には約2000本のカエデが植えられており、多宝塔や本堂などの国宝建造物と調和して、美しい景色を作り出します。
特に、多宝塔の北側や参道、豊浄殿や心経堂の周辺など、山内一帯で鮮やかに色づき、訪れる人々を魅了します。
京阪電車に乗って、大津の紅葉スポットをゆっくり巡回しましょう。