近江神宮 夏越しの祓え ’25年夏は梅雨明けが早い!暑い夏を乗り切る暑気祓いをしよう

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6月27日、本格的な梅雨に入らないまま、近畿地方は梅雨明け宣言されてしまいました。

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近江神宮に”茅の輪くぐり”が設置されました

6月29日の日曜日早朝、近江神宮に参拝に行ったら、茅の輪くぐりが設置されていました。

6月30日は1年の半分の役を払う夏越しの祓。各神社には厄落としのための茅の輪くぐりが設置されます。

茅の輪くぐりの横には参拝の作法が掲示されていました。

▼Youtubeにショート動画をアップロードしました!

「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」とは

「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」とは、主に日本の神社で行われる神事の一つです。茅(ちがや)というイネ科の植物で作られた大きな輪をくぐることで、心身を清め、厄除けや無病息災、家内安全を願う行事です。

主な意味と由来:

  • 無病息災・厄除け: 茅の輪をくぐることで、半年間の罪穢れ(つみけがれ)を祓い清め、残りの半年間も健康で過ごせるようにと祈ります。特に、6月30日頃に行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」という神事と結びついて行われることが多いです。
  • 蘇民将来(そみんしょうらい)の伝承: 茅の輪くぐりの由来は、日本神話の「蘇民将来」の伝説にあります。旅の途中で宿を探していたスサノオノミコト(武塔神)が、裕福な巨旦将来には宿を断られたものの、貧しいながらも快く宿を提供した蘇民将来に対し、「疫病が流行した際には、茅の輪を腰につければ疫病から免れることができる」と教え、その通りにした蘇民将来の一族だけが疫病から逃れて繁栄したという故事に基づいています。この伝承が、茅の輪くぐりの起源とされています。

くぐり方:

多くの神社では、茅の輪を「8の字」を描くように左、右、左と3度くぐる作法があります。具体的なくぐり方は、各神社に看板などで示されていることが多いので、それに従うと良いでしょう。

行われる時期:

主に「夏越の祓」が行われる6月30日(またはその前後)に各地の神社で執り行われます。また、年末の「年越の祓」でも行われることがあります。

茅の輪くぐりは、日本の伝統的な風習として、古くから人々の間で受け継がれています。

夏越しの祓とは?

「夏越しの祓(なごしのはらえ)」は、日本の古くからの神事で、1年のちょうど半分にあたる6月30日に、それまでの半年間で溜まった心身の穢れ(けがれ)を祓い清め、残りの半年を無事に過ごせるようにと祈願する行事です。

大晦日に行われる「年越しの祓」と合わせて「大祓(おおはらえ)」と呼ばれます。

夏越しの祓で行われる主なこと

  • 茅の輪くぐり(ちのわくぐり): 茅(ちがや)という植物で作られた大きな輪をくぐることで、半年間の穢れを祓い、無病息災を願います。くぐり方には「左・右・左」と8の字を描くように3回まわるのが一般的な作法とされています。
  • 人形流し(ひとがたながし): 人の形をした紙(人形:ひとがた)に自分の名前や年齢を書き、息を吹きかけたり体を撫でたりすることで、穢れや厄災を人形に移します。その人形を水に流すことで、穢れを清める意味があります。
  • 水無月(みなづき)を食べる: 京都を中心とした風習で、三角形のういろうの上に小豆を乗せた和菓子「水無月」を食べます。三角形の形は厄除けを、小豆の赤い色は邪気を払うとされています。

夏越しの祓の由来

夏越しの祓の起源は、日本に伝わる古代の説話に端を発するとされ、特に「備後国風土記」に記述が見られる「蘇民将来(そみんしょうらい)」の神話が由来の一つとされています。貧しいながらも旅の神様(素戔嗚尊:すさのおのみこと)を親切にもてなした蘇民将来が、疫病から免れたという話があり、この時、茅の輪を身につけていたことに由来すると言われています。

古くは宮中行事として行われていましたが、一時中断された後、明治時代に復活し、現在では全国各地の神社で執り行われています。

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