琵琶湖疏水に67年振りに観光船が復活したのは5年前。2020年、2021年コロナ禍でいったん中断されたものの、延べ3万人を超える観光客を楽しませてくれています。
琵琶湖疏水大津閘門で大規模改修工事を開始
琵琶湖疏水大津閘門で大規模改修工事をしているのはご存じでしょうか?いったい何の工事をしているのでしょう。
工事前の大津閘門はこちら。冬の清掃期間は頑丈な鉄の2枚扉で塞がれ、流れを止めていました。
工事は2023年3月15日まで
改修工事現場に掲示された案内によれば工事は2023年3月15日までのようです。
大津閘門開閉自動化工事
読売新聞オンライン記事 https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20220515-OYTNT50094/ によれば、閘門の開閉自動化工事とのことでした。
工事前は閘門開閉は手動で、開閉するのに30分もかかっていたようです。機械により自動化することで数分で開閉できるようになるとのことです。
閘門開閉自動化で琵琶湖内まで航路を伸ばす
今まで閘門の手前で折り返していた疏水観光船、閘門開閉自動化されることで、門を自由に通過できるようになるので、航路を琵琶湖内まで伸ばすとのことです。
閘門の先は静かな琵琶湖の湾内です。
改修工事が終わる3月15日は桜のシーズン直前。桜のシーズンからは広大な琵琶湖から桜舞う疏水へ。美しい風景が楽しめることでしょう。
ちなみに工事の主幹は京都市水道局です。
大津港が乗降口になる?
本日2/13、日本経済新聞で配信された情報によると、大津市が大津港までルートを延伸するため、大津港での仮設桟橋の設置費用1103万円を計上したとのこと。
びわ湖疏水船、大津港へ延伸実験 京都と琵琶湖直結 - 日本経済新聞
大津と京都を結ぶ「びわ湖疏水船」が琵琶湖の大津港にルートを延伸する実証運航を6月末にも実施する。大津市は13日、2023年度予算案を発表し、大津港での仮設桟橋の設置費用1103万円を計上した。にぎわいづくりが進む大津湖岸なぎさ公園や京阪びわ...
実現すれば、大津湖岸なぎさ公園や京阪びわ湖浜大津駅近くとなり、観光客の回遊性が高まりそうですね。ぜひ実現してほしいです。
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